目次:クリックすると本文に進みます。目次に戻る場合は、" ALT "+" ← "
1
弓
11 リカーブボウ
111
ストリング
112
サイト(照準器)
113
クリッカー
114
レスト
115
プランジャー
116
スタビライザー
12
リカーブボウ/ベアボウ
13
スタンダードボウ
14
コンパウンドボウ
2
矢
21
フェザー Feather
22
シャフト
221
スパインspine
222 クレスティング Cresting
221
ノックNock
3
標的
31
屋外標紙
32
屋内標紙
4
防具
41
タブ・グラブ
42
アームガード
43
クイーバー
44
スリンガー
45
チェストガード
5
測定用具
51
フィストメルゲージ
52
ボウスケール
53
スコープ
弓の形態と種類 リカーブボウ オリンピック競技に使用されている弓。日本で最も普及している。
大きく分けて,
・ 「ワンピースボウ」(ハンドル・リムが一体の弓)
・「テイクダウンボウ」(ハンドルとリムが別の部品の弓)
の2つに分かれる。
現在は「テイクダウンボウ」が主流。弓の構成は主に、ハンドル、リム、スタビライザー(弓の振動を除去し、安定させる棒)サイト(照準器)からなっている。
ベアボウ リカーブボウと使用する弓は同じだが、弓の構成パーツがハンドル、リムだけと限られている。厳密には一定の直径の穴を弦を張らない弓が通り抜けられればよいので、小さな錘をハンドルにつけることは許されている。
素材:テトロンやケブラー等
ストリンガ:ストリングを弓に張るためのひも
サービング:中央部分でストリングに矢をつがえたり、引き手を握る部分で
摩擦で弱くなるので、糸を巻き付けて補強する。
照準器。距離や風に応じて調整をします。正確に射るために欠かせないもの。
これを使わない競技方法もある。
一定の引き尺で引くための薄い金属の板で、リカーブボウで使用。
主に中級者以上が使用するツール。
リリース時、矢が弓に触れないようにするツール。
プラスチック製やフリッパー式のものがある。
一部プランジャー付きのものもある。
リカーブボウ用で、スプリングを内蔵し矢のクリアランスを良くするためのもの。
調整は非常に難しく、調整があっていないと、命中率が下がってしまう。
発射の瞬間に生じる横ブレやトルクを少なくし、矢を真っ直ぐに飛ばすために、
弓に取り付ける安定装置。
Vバー(Yバランサー)を付けて、右のように組み合わせることもある。
リカーブボウと使用する弓は同じだが、弓の構成パーツがハンドル、リムだけと限られている。厳密には一定の直径の穴を弦を張らない弓が通り抜けられればよいので、小さな錘をハンドルにつけることは許されている。
アメリカ人の合理主義が生み出した、弓に滑車を組み合わせた機械式複合弓。狙っている時は身体への負担は小さいが大きなエネルギーを持ち、アメリカではアーチャーの99%近くがこの形式の弓をリリーサーと合わせて使用している。 また、リリーサーという道具でリリース(矢の発射)を行うため、機械的に安定しておりリカーブボウに比べて的中精度は高い。
矢につける羽(フェザー)。ビニール製やフィルム素材のものが多い
コックフェザー:ノックの溝(弓やストリング)に対して、直角なのがコックフェザー。
ヘンフェザー :コックフェザーに対して、120度間隔でついているのがヘンフェザー。
矢の本体のパイプ部分。金属製,カーボン製がある。
アルミシャフトの4桁数字は? →前2桁は外径、後2桁は肉厚を表す。
例 「1816」 の場合、
前「18」:シャフト外径=18*1/64インチ=7.1mm
後「16」:肉厚=16/1000インチ=0.40mm
を表す。
⇒ シャフトの選び方(Easton社英文)
矢の硬さ(というより強靭さの方が適切かも)を表わすアーチェリー専門用語。測定値としてはシャフトを28インチ(71.0cm)離れた2点で支え、中央に1.94lb.(880g)の重さを掛けた時のたわみ量をインチで表わした数字を使うが最近では部分的に硬さの異なるシャフトが登場したりして、あくまで比較の時の目安にしかすぎない。また、実際の矢の飛翔はパラドックスを含むもっと複雑な動きをするため、「動的スパイン」を把握する必要がある。
⇒チューニング資料(Easton社英文)
矢に自分の名前(イニシャル可)を必ず書く。公式競技では、他選手の矢と明確に区別するためイニシャルと番号を表示しなければならない。
ストリングにつがえるための部分,プラスチィック製。
点数を競う競技なので、種目により国際AC連盟が仕様を定めている。的紙と矢の衝撃を受ける畳や俵で構成される。
標的は、どちらも5色の色環帯(中心から、黄、赤、青、黒、白色)がさらに10個の得点帯に分割され、 長距離標的は直径12.2cm・短距離標的は直径80cmの中心円が10点、外に向かって1点ずつ少なくなる。
直径40cmの標的は黄、赤、青、黒、白の5色。これがさらに2分割されるので、黄色は10点と9点、赤が8点と7点等々となります。
世界選手権大会や全日本選手権大会では、5点以下をカットした標的(直径20cm)を1枚の紙に3個、縦に並べた的紙を使用します。
ストリングを引く指にかぶせるプロテクター。マイボウを持つようになる頃には「タブ」と呼ばれる道具に変わりますが、初心者の間はストリングの感覚がつかみ易いのでグラブを使います。
使う期間は短いのですが、汚れやすく指の型も残ってしまう(クセが付く)ので初心者は購入することがよくあります。
押し手の腕の内側に付ける、ストリングから腕を保護するための道具。技術にかかわらず初心者から上級者まで、スリンガーと合わせて必ず必要な道具で革製やプラスチック製などさまざまな形や色がある。
矢を入れて腰に提げる筒。弓を置くために地面に立てる道具はグランドクイーバーやボウスタンドと呼ぶ。
矢を放った時に弓が手から飛び出して落としてしまわないための道具。初心者は弓を握ってしまうが、発射時の弓を自由にすることが的中に好結果を導くために弓は絶対握ってはだめで、必ずアームガードと合わせて使用するようにする。
「胸あて」とも呼ばれるストリングが胸の衣服などに引っかかるのを防ぐための道具。防寒具や雨具を使用する時には特に必要で、普段の服装でもアームガード同様に使用する場合が多い。最近はナイロンメッシュなどの通気性の優れる製品が一般的。
T型のスケールでノッキングポイントの位置やストリングハイトやティラーハイトを計るのに使用する。 通称「Tゲージ」
弓にはその長さと強さが記入されているが、その強さをポンド(Lbsと単位表示される。1ポンドは0.454kg)で表わしたもので、一般にはグリップの底から26インチ引っ張った時の強さを計測する。実際の使用には実質ポンドが使われる。
標的の矢の位置を確認するたのスコープで、手持ち方式と三脚方式がある。
単眼鏡:コンパクトで携帯しやすいが、視野が狭い。
双眼鏡;コンパクトで携帯しやすい。三脚にセットする場合もある。
フィールドスコープ:野鳥観察用で視野が広く、接岸レンズが傾斜しているものもあり、三脚にセットすれば迅速に矢を確認できる。
なお、 最終射を射ち終えた後,シューティングラインでスコープを覗くことは、競技進行の妨げになるので禁止されている。
また、三脚スコープの最高位置は脇の下の高さを超えないように調整しなくてはならない。